カテゴリー「千葉のロケ地」の6件の記事

2007年1月 9日 (火)

夕暮れの沖ノ島

夢島こと浮島はそのほとんどが断崖絶壁であり、砂浜と呼べるような場所はおそらくないかと思われます。そこでサクとアキが海水浴をするシーンは別の場所でロケが行われました。それがここ、館山にある沖ノ島です。

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ここ沖ノ島は南房総国定公園に指定されており、島と名前は付いていますが、完全に陸続きとなっており歩いて渡ることが出来ます。

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館山市中心から車で約10分ほど走り、海上自衛隊の館山基地の周囲を回るように走っていくと、上の写真の場所、沖ノ島のすぐ近くまで行くことが出来ます。

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さらにここから5~6分ほどでしょうか。歩いていくとこの場所にたどり着けます(^^)。

この夕暮れの海岸が見てみたかったんです(^^)。

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もうちょっと明るい内にここに来るつもりだったのですが、冬の日暮れはあっという間に訪れて・・・、これでも4時半なんですよ(^^;。

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水辺の岩に打ち寄せる波もとても幻想的に見えます。

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陽も完全に沈み、赤みの残るソラをバックに
沖ノ島が美しいシルエットを見せてくれました。

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2006年12月27日 (水)

剱埼からの浮島

松崎に行けない分、浮島にエネルギーを使ってます(^^;。
また新しい夢島を発見するべく、旅に出てきました。

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今回のこの浮島は金谷港から見たものです。
シエンタの海岸からはさらに北に遠くなっていますが
空気の透明度はそれほど悪くなく、島のディテールも
何となくですが写真に写っています。

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んで、何で金谷港なのかというと、今回は海を渡ってみたんです。
東京湾を横切る唯一のフェリー。名付けて東京湾フェリー!ソノマンマ
千葉の金谷と神奈川の久里浜を約40分で結んでいます。
朝7:15の便に乗ったので、まだ灯台の灯りが見えます(^^)。

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空気の透明度が良くなるのを期待していたのですが、
時間が経ってもこれ以上良くなりません。
距離もどんどん遠くなるし、島を見る角度もそれほど変化しないので
あとは最終目的地にかけることにしました。

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今回の夢島ビュープロジェクト。
それは三浦半島側からつまり西側から浮島を見ることでした(^^;。

地図をみれば分かりますが、この辺は浦賀水道と呼ばれていまして、
東京湾に行く入り口となっており、やや狭くなっています。
三浦半島から浮島を眺める最短距離のポイントはズバリ
剱埼(つるぎさき)灯台です。
その距離、ざっと13kmといったところ。
館山からだと15km以上ありますのでそれよりは近いということになります。

いつもの広角ズームで撮ると上の写真みたいになります。
遠くにぼんやり陸地が見えるだけで何がなんだか分かりません。
でも一ヶ所ちょっととんがった山が見えると思います。
これが鋸山なので、これを目印にすれば、
なんとこの時は肉眼でも浮島を確認できました(^^)。

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というわけで、これが三浦半島から見た浮島です!
白い灯台もよく写っています(^^;。
今までとはちょっとだけ違う浮島だということがお分かり頂けますでしょうか?
グーグルのマップで見ると分かりますが
実際の浮島はかなり複雑な形をしています。
でもいつも真横から、しかも遠くから見ているので形自体はあまり変化がありません(^^;。
でもなんとなく右端にはあの洞くつみたいなものが・・・。

ここまで来ると、だから何?みたいな感じではあるんですが(^^;。

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2006年12月15日 (金)

浮島のあれこれ

もう半月前ほどの話になります。

ほとんど雪の降らない地方で育ったせいか私は非常に寒がりです。今年は昨年とは違い、やや暖冬傾向なのでちょっぴり楽してますが、どちらにせよ寒い冬は必ずやってきます。
11月29日、もう12月は目の前です。オートバイで遠出するのもそろそろ限界です(^^;。
エセハネウマライダーと呼んで下さい。最近では通勤もほとんど車になってしまいました。

そういうわけで、この日はおひがらも良く、気温も高めで、おまけに相棒も仕事で出勤して、私ひとり。もう家でじっとしている理由はありません(^^)。

この日はちょっと南房総方面に行ってみたかった場所があり、必然的に館山に真っ直ぐ向かう道のりとなり、それじゃあせっかくだからというわけで、ここに来ちゃいました(^^;。

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夢島です(^^)。

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どっからどう見ても夢島です(^^;。
でも何度見てもいいもんです。
この角度から見る浮島はちょうど水平線上に浮かんでいるように見えます。
この遠さ加減がなんともいえません。

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双眼鏡で覗いても島の詳しい様子はほとんど分かりません。
ちょうど日光が島の真上に位置しているせいもあると思います。
でもそのおかげで海面の反射がとてもきれいです。
島のシルエットだけがくっきりと見えて、まるで光の中に浮かんでいるようなとても不思議な光景でした。

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ちょっとTOYOTAのCM風に撮ってみました(^^)。
前回はかなりの曇天でしたから、今回はCMの雰囲気にかなり近かったですね。

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濡れた海岸の岩肌というのは本当に滑りやすいです。
実は前回沖の島に行った時もNobさんの目の前で転んでレンズを岩にぶつけてしまい、ズーミング中に引っかかりを作ってしまったのですが、学習能力がないのか、ただのアホなのか、またもやここで滑って転んでしまいカメラ本体を傷つけてしまいました・・・。幸い壊れてはいないようだったので良かったのですが、とっさに着いた片足には波がざぶーんとかかり・・・(^^;。

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・・・そろそろ本題に入ります(^^;。
今回ついでに立ち寄った野島埼灯台。
房総最南端にある、歴史ある灯台です。地理的特徴から水平線における日の出と日の入りが楽しめるある意味ちょっと珍しい場所だそうです。
以前ここに来た時はもう夕方で灯台に登ることが出来なかったので、今回は灯台に登り、資料館などを見物してきた訳なんです。
ここで知り得たちょっと興味深い話。
それはあの浮島にも灯台があるという事実。
ま、別にもうドラマとは全く関係のない話ではあるんですが(^^;
気になり出すと止まらないので、せっかくならば見てみたいものです。

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すっかり日も短くなり、まだ4時なんですがもうこんな暗さです。
ちょうど館山の州崎を通って東へと沖の島へ向かう途中、ふとバックミラーを見ます。
するとそこには鮮やかな夕日に照らされた空一面を覆うようなうろこ雲。
思わず道路脇にスカブーを停めて、振り返った私は写真を撮ります。

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そして海岸側、北のソラはちょっと暗くてもの悲しい雰囲気。
複雑な表情を見せるソラや鳥たち。そして時折飛んでいく海自のヘリコプターを眺めながら海の向こうに見える細く伸びた陸地を見ながらふと思いつきました。

沖の島から見る雰囲気によく似てる。・・・けど少しだけ違う。
地図をよく見ると分かりますが、沖の島から浮島を直接見ることは出来ません。
ちょうど大房岬が邪魔をする格好になっている訳なんですが、
この場所なら・・・、ひょっとして・・・。

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理屈からいえばこのあたりからは直接浮島が見えるはずです。

地図で確認したあと、早速双眼鏡を取り出してそれらしき場所を目を皿のようにして探しました。

あ、ありました!あの形はまさに浮島。間違いありません!
今度はトランクから400mmを取り出しα-7に取り付けて撮影してみます。

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もうかなりの暗さで条件が悪く、写りも悪かったのですが、
こうして写真を加工してみると島の様子がなんとなく分かります。
それにほら、ちょうど島の真ん中水面近くに黒くなった場所が何カ所かあります。
もちろんこれは現地ではまったく気が付かず、最近この画像を加工して分かったのですが

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「ああっ、洞くつっ! フフッ♪」
もしかしたらこれじゃないかと思ったんです。
いや、そうだったらいいんじゃないかと思っているだけです(^^;。

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そうこうしてるうちに、雲が切れて浮島に夕日が当たるようになってきました。
今度はレンズにx1.4のテレコンを取り付け、さらに大きく浮島に迫ってみました。
バックに見える山影はおそらくioさんが登った鋸山です(^^)。
この写真ももちろん加工してあるんですが、光が当たってくれたおかげで先ほどの写真より少しだけ島のディテールが分かります。そして、島の上部には白い建造物らしきものが写っています。これがもしかして灯台なのではないでしょうか?

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時間も既に5時半を回りました。
当然の様に鋸南の勝山に立ち寄りました。
もうあたりには人工の光もほとんどなく、月明かりもない状態なので肉眼でさえもかすかに島影が見える程度。でも島の上部には定期的に光る、まさに灯台の光を見ることが出来ました。

浮島には灯台があったのです(^^)。

おまけに島にあるあの桟橋付近に妖しい光を発見!

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真っ暗闇の中にうっすらと見える夢島。
暗闇に周期的に灯台の明かりがかすかに光るだけで
もう本当に辺りが暗すぎて、見てるだけでは辛すぎです(^^;。
でもこうして写真に撮るとまた違った夢島が見れたようで
ちょっと幸せな気分になりました(^^)。

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2006年12月13日 (水)

月崎、そして沖の島、浮島へ

第3話で骨を撒くシーンで使われた月崎駅。
ここは千葉県、房総半島のちょうどど真ん中に位置しています。
近くには養老渓谷という観光名所もあるんですが、ここ月崎は特に観光地というわけでもなくちょっと分かりづらいかもしれません。
今回は館山道の姉崎袖ヶ浦ICから下りて途中から410号線を南下し、久留里という場所あたりから東へ転進するというICからの距離でいえば最短のルートを取りました。このルートは実は2度目だったのですが、実は全く自信がなくて、ましてや車のナビもないし、Nobさんの車を先導しつつ、道に迷わないかドキドキだったんです(^^;。おまけに霧で見通しも悪いし道案内の看板も直前にならないと見えないし最悪の条件でした。
ですから本当は手前の市原ICで降りて、小湊鉄道沿いに国道を走り、牛久という所から県道に入るのが一番オススメです(^^;。

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それにしてもこの朝霧につつまれた月崎は圧巻でした(^^)。

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まさに夢の中に飛び込んだようなその情景。

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余計なものが何も見えずに幻想的です。

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ホームに落ちたゴミまでは残念ながら隠してくれませんでした(^^;。

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さて、ここは朔と亜紀が泳いだ海岸、沖の島です。はーちゃんが佇んでいるのが分かりますか(^^)?
月崎からは養老渓谷を抜けて県道81号線を南下します。ちょっと道が細いのですが、交通量が少ないのでわりとすんなり外房の天津小湊に出ることが出来ます。ここからは海岸沿いを国道128号線でひたすら館山に向かいます。海自の館山基地を目印にここの正門前を抜けて奥に向かえばここ沖の島に行くことが出来ます。月崎から約2時間といった所です。

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ドラマで写った木もまだそのままの形をとどめてますね(^^)。

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この日はずっと天気が良くなかったのですが、ここ沖の島では少しだけ青空を覗かせてくれました(^^)。

さて次はいよいよ夢島です!先ほどの基地の正門近くまで戻ると左側にセブンが見えてきますので、ここを左に曲がり、後はひたすら北上です。途中から127号線に合流し、1時間もしない内に鋸南町の勝山に着けるはずです。ここ勝山漁港は浮島が一番大きく見えるスポットです。ドラマではここから島を見た映像はありませんが、夢島での映像には対岸の勝山の陸地がかなり近くに写っているのがわかると思います。

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ここ勝山漁港は釣り船漁船も多く、松崎よりもちょっと活気がありますが、かなり似通った雰囲気で、もうトンビが鳴くと完璧です(^^)。それにこの赤灯台。松崎のそれとそっくりです。

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近くに寄ってみるとただの赤塗装ではなくタイル状になっています。

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カモメでしょうか?海面に羽を休めていた鳥たちが一斉に飛び立ちました。すごい数です(^^;。

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この日は雨が降る予報もありましたが、ここまでなんとかもってくれました!
ちょっと厚い雲の向こうには太陽も見えます。
Nobさんも私と同じような被写体を狙ってますね(^^)。

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Nobさんとはーちゃんと別れてから、ちょっと離れた場所から再び夢島を眺めてみました。
これはたぶん道の駅「きょなん」の近くです。ちょっとこの写真ではわかりにくいかもしれませんが、勝山漁港で見た潜水艦がまだこの時もウロウロしていて、浮島の右側に見えてます(^^;。

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2006年11月21日 (火)

シエンタと夢島

トヨタ シエンタの宣伝、ご覧になったことあります?

安田成美がお母さん役で出てきて、息子と海岸で遊んでいるという設定なんです。
トヨタのサイトでは何故かこのCM見ることが出来ません。
色々探してみましたが、現在は公開していないようです。

私は先週の「セーラー服と機関銃」でこのCMを見ました。
そこで私はとんでもないものを発見したのです。
そしたら今日「のだめ」が終わった直後にも流れてました(^^;。

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何故、このブログで「シエンタ」なのか?

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理由はこのロケ地にあります。

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おおっ(^^)。どうですか?もう分かった人いますよね?

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じゃあ、これでどうです(^^;?

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CMの画面の一部を拡大してみました。

そう、これ夢島のロケ地となった千葉の浮島です。

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実はついこの間、私、ここに行っていたのです。
Nobさんとはーちゃんと別れた後、海岸線をブラブラ走りながら
ついつい夢島がよく見えるスポットに寄り道していました。
そうして見つけたのがこのポイント。
とてもきれいな海岸で、車も海岸沿いにダイレクトに停めることが出来ます。

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ちなみにこれは第5話の一シーンです。
船の上か、陸上からか、どちらから撮影したかは不明ですが、
方向的にはこのあたりから撮ったものだと思います。

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私が訪れたこの日は残念ながらの曇天でしたが、
図らずもこんな偶然、ちょっと嬉しかったです(^^)。

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2006年11月 6日 (月)

夢島へ・・・

Nobさんとはーちゃんが千葉に遊びに来てくれました(^^)。

もちろん目的はただ1つ!

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いつも変わらぬ月崎駅です。

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予定よりも早い到着となってしまい、昨日の夜から千葉に立ちこめていた霧がまだ晴れていませんでした。でもその霧の中の駅の姿はちょっと幻想的で、情緒タップリ(^^)。

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沖の島にやってきました(^^)。
Nobさんはとうとうデジカメの一眼レフを投入!
この頃は青空も見えて良かったです。
ちなみにこの写真はNobさんの新しいカメラのレンズで撮りました(^^;。

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そしてラストはやはり夢島の見える勝山漁港へ。
ソラはだんだんと雲ばかりとなりましたが、薄い雲の向こうにはかすかにタイヨウが。

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お二人の千葉ご案内という大役の任を終えた黄昏れるスカブー。
今日は楽しい時間を過ごせました(^^)。
Nobさん、はーちゃんありがとうございました。

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